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【写真:Getty Images】
ダニ・オルモが8月にバルセロナへ加入
バルセロナは現地時間9日、スペイン代表MFダニ・オルモをRBライプツィヒから獲得したことを発表した。この契約締結に際し、スペインメディア『Mundo Deportivo』が12日、同選手の加入がチームにどのような影響をもたらすかを論じている。
UEFAユーロ2024(EURO2024)はスペイン代表の優勝で幕を閉じたが、10番を背負ったダニ・オルモはセンセーショナルな活躍を見せた。大会6試合でピッチに立つと、3ゴール2アシストを記録。大会前半はペドリにスタメンの座を譲っていたが、同選手が決勝トーナメント準々決勝ドイツ代表戦で負傷すると、以降はエース級の働きを見せた。同選手は、マルク・ククレジャやロドリらと共に大会公式ベストイレブンにも選出されている。
『Mundo Deportivo』は「彼の最大の特徴は万能性にある」と述べ、それがバルセロナでどのように作用するかに見解を示している。同メディアは「ダニ・オルモは10番(トップ下)以外にも4つのポジションでプレーできる」と前置きし、以下のように伝えている。
「まずはバルサが強化したい左ウイングとしてだ。ここが彼にとって2番目に効果的なポジションであり、例えばユーロ2024のドイツ戦ではペドリに代わって10番の位置に入り、そのあと左サイドに移ってゴールを決めた。オルモはそのキャリアにおいて、43試合で左サイドのアタッカーとして起用されており、14ゴール15アシストを記録している。更に右サイドでもプレーでき、左の場合と比べて1試合少ない42試合で先発起用されている」
そしてもうふたつは、中盤と前線のポジションを挙げる。「ダニ・オルモはインサイド・ハーフ、あるいは(ハンジ・)フリック監督の構想にあるダブルボランチのより攻撃的な位置でも起用されており、このポジションではこれまで13試合に出場して3ゴール3アシストを記録している。そして最後は最前線、9番だ。これらのポジションのうち、この位置での起用は最も少ないが、オルモは5試合ほど最前線の選手としてプレーしている。ここではノーゴール・ノーアシストだ」
フリック監督がどの位置でダニ・オルモを起用するのか、今シーズンのバルセロナに注目が集まる。中盤には様々なタレントが揃っているが、複数ポジションで高いクオリティを示せるラ・ロハの10番の存在は心強い。
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