久保建英 最新ニュース

【写真：Getty Images】

久保はヨーロッパでの活躍を希望

　レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表の久保建英は、サウジアラビアからのメガオファーを拒否したようだ。スペインメディア『as』は現地時間11日に、4年総額1億6000万ユーロ（約256億円）という莫大な金額のオファーを退けた理由について報じている。

　昨季は怪我の影響もありながら、リーグ戦30試合に出場して7ゴール4アシストを記録していた久保。今夏にはプレミアリーグのリバプールが獲得に関心を示しているという噂が出るなど、その活躍はヨーロッパでも注目されているところだ。

　フランスメディア『France Football』は、久保がサウジから4年総額1億6000万ユーロ（約256億円）のオファーを受けていたことに言及。もっとも久保は同メディアに対して、「サウジアラビアがスポーツ面で世界最高のリーグになったら行く。現時点では経済的な魅力しかない。興味はない。幼い頃から自分にとって一番大切なのは、最高の選手と対戦し、最高の選手と一緒にプレーすることだ」と言う理由から、メガオファーを断ったことを明かしていた。

　このインタビューでの発言を受けて『as』は、「日本代表選手はソシエダに満足しており、周囲からの信頼も厚く、クラブを変える必要はない」と述べた上で、「この夏、彼との契約を試みる者が何人もいた。しかし、彼にとって経済的な問題は二の次である。なぜなら、彼は選手として素晴らしいキャリアを築くことに集中しており、そのキャリアにはまだいくつかのステージが残されているからだ」と、久保がソシエダに残留する決断を下したであろう理由について言及している。