12位:大分トリニータ
本拠地:レゾナックドーム大分
収容可能人数:3万1997人
2023シーズン1試合平均:9202人
2024シーズン1試合平均:9353人
前年比:101.64%
J2リーグの入場者数アップ率ランキング12位は、リーグ戦で15位に位置している大分トリニータだ。1試合平均観客動員数は9202人から9353人に増加し、上昇率は101.64%となっている。
3万1997人の収容人数を誇るレゾナックドーム大分を本拠地とする大分は、開幕戦のベガルタ仙台戦で1万6075人の観客が訪れた。クラブが大分市民を対象に6000人を無料招待するキャンペーンを行ったことが影響したようで、ここまでの今シーズン最多動員を記録している。この試合に次ぐ観客数だったのは1万1778人が入った第22節のヴァンフォーレ甲府戦で、さらに、他にも2試合で1万人超えを達成した。
大分は今シーズンのJ2リーグで4位の1試合平均観客数で、安定して多くの観客が訪れている。しかし、第25節終了時点でレゾナックドーム大分での勝利はわずか1つで、ファンに十分な喜びを提供できていないのは懸念材料だ。
2019シーズンにJ1リーグで9位になってから、シーズンごとに順位を下げている大分は、2023シーズンのJ2リーグで9位だった。観客数が減少していないとはいえ、そろそろ結果を出さないとファン離れにつながりかねないため、少なくともスタジアムを訪れるファンには良い試合を見せたいところだ。