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明治安田J2リーグは後半戦に突入し、横浜FCが首位に立っている。好調でファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJ2リーグ全20クラブの今季の1試合平均のホーム観客動員数を集計し、昨季からの上昇率をランキング形式で紹介する。(データは第25節終了時点)
20位:横浜FC
本拠地:ニッパツ三ツ沢球技場
収容可能人数:1万5442人
2023シーズン1試合平均:9128人
2024シーズン1試合平均:6608人
前年比:72.39%
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2024シーズンの明治安田J2リーグで、前年比の観客数が最も減少しているのは横浜FCだ。昨シーズンの1試合平均観客数が9128人で、今シーズンは6608人となっており、前年比72.39%となっている。
横浜FCの観客動員数激減の最大の要因はJ1リーグから降格したことだろう。今シーズンの最多観客動員は、第16節の清水エスパルス戦で1万2735人だった。これが唯一の1万人超えとなっている。第25節まででこれに次ぐのがジェフユナイテッド市原・千葉戦の8922人だ。
大幅減はネガティブなことだとしても、J1リーグを戦った昨シーズンが異例だったと捉えることができる。J2リーグを戦った過去のシーズンをみると、2019シーズンの1試合平均7061人が最多記録であり、今シーズンの6608人も悪くない観客数だと言える。これからJ1昇格を目指して戦う上でさらに多くの観客動員が期待できそうなため、昨シーズンの水準は厳しいとしても、J2を舞台としたシーズンとしては過去最高に迫れそうだ。
横浜FCは今シーズンのリーグ戦でホームゲーム13試合を戦って9勝3分け1敗と好成績を残しており、ニッパツ三ツ沢球技場を訪れるファンを十分に満足させられているはず。1試合平均観客数約3割の減少は圧倒的な最下位だが、普段からスタジアムに通っているファンからみれば、J1で過ごしたシーズンが特別だっただけで、今シーズンはそれほど悲観するようなことではないのかもしれない。