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セルヒオ・ラモスの新天地は？

　セビージャとの契約満了により、フリーの状況にあるスペイン人DFセルヒオ・ラモスがサウジアラビアのクラブへの移籍の可能性が浮上している。スペインメディア『ESTADIODEPORTIVO』が、現地時間8日に報じた。 S・ラモスの新天地は、不透明な状況で、今後の動向に関心が集まっている。

　
　38歳のS・ラモスはセビージャの下部組織出身。これまでにラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）、FIFAワールドカップ、UEFAユーロ（EURO）など数々のタイトルを獲得したDFは、2023年9月に1年契約でパリ・サンジェルマン（PSG）から古巣のセビージャに18年振りに復帰した。23/24シーズンは、公式戦35試合に出場し、7ゴールと1アシストを記録し、年齢による衰えを感じさせないパフォーマンスを披露した。そのため、セビージャは契約延長を希望していたとみられているが、S・ラモスはわずか1年での退団を決断した。

　同メディアは、次なる活躍の場所に「アメリカ、トルコ、サウジアラビアへの移籍の噂がある」と伝えたうえで、「移籍情報専門のイタリア人ジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によると、サウジアラビアの複数のクラブがS・ラモスの代理人と話し合いを始めたとのことだ。この交渉は、確認されており、すべての関係者が合意に向けてプロセスを加速させたい意向を持っている。興味を示しているチームの名前は、まだ明らかになっていないが、近日中に新しい情報が出る」と報じている。

　報道によれば、S・ラモスの獲得候補にあがっていた2025年1月からメジャーリーグサッカー（MLS）に参入するサンディエゴFCは、PSVアイントホーフェンからメキシコ代表FWイルビング・ロサノを獲得したことに加えて、さらに著名な選手の補強を目指しているという。そのため、『ESTADIODEPORTIVO』は、S・ラモスを巡る獲得競争は激しいものになると予想している。昨年夏にはサウジアラビアからのオファーを断って、セビージャに復帰したS・ラモスだが、新たなプレー先はどこになるのだろうか。