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【写真：Getty Images】

ニコ獲得を諦めないバルサ

　アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWのニコ・ウィリアムズに関して、バルセロナは獲得レースから撤退したと言われていた。しかし、ここにきてクラブは再び同選手獲得に向けて動き出した可能性が高いようだ。スペインメディア『SPORT』が現地時間8日に報じている。

　7月30日に、スペインメディア『as』は、「クラブの信頼できる情報筋は、この契約は実質的になくなった。（ニコ獲得の）ルートは凍結されたと考えている」と述べた上で、「契約を挫折させた主な原因は家族とクラブからの圧力だ」と、ニコ移籍が事実上なくなったと報じていた。

　しかし、『SPORT』は、「バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、移籍騒動での敗北を認めない。ノーという答えを受け入れず、スポーツディレクターのデコを押しのけてウィリアムズと再び交渉を始めたようだ」と伝えている。

　またラポルタ会長のニコに対する考えとして、「個人的に彼（の獲得）を熱望しており、交渉が特定の方法で行われれば契約はまだ可能だと考えている」述べた上で、「これは一度限りのオファーであり、バルセロナに加入するチャンスは二度とないだろう。という、相手陣営へのほのめかしに頼ることになるだろう」と、脅しに近いような交渉を行う可能性が高いと指摘していた。

　すでにアカデミー出身のダニ・オルモ獲得が目前に迫っていると言われているバルセロナだが、メインターゲットだったニコ獲得をまだ諦めていないようだ。