6位:ブカヨ・サカ(イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年9月5日
所属クラブ:アーセナル
市場価値:1億4000万ユーロ(約224億円)
23/24リーグ戦成績:35試合16得点9アシスト
6位には、ミケル・アルテタ監督が率いるアーセナルで最も重要な選手の一人であるブカヨ・サカがランクインした。
アーセナルのアカデミー出身のサカは2018/19シーズンにトップチームに定着した。アルテタ政権初期は[3-4-3]の左ウイングバックで出場するなど、ユーティリティー性を活かした起用が目立っていたが、2020/21シーズン頃からは彼が最も得意とする右ウイングに固定された。カットインと縦への仕掛けの両方のクオリティが高いため、相手チームからするとプレーの選択肢を絞りづらい選手だ。
3季連続で2桁ゴールを記録していることからもわかるように、プレーのクオリティが高いのはもちろんだが、怪我への耐性も彼の魅力の一つだ。相手選手に何度も削られても離脱することはほとんどなく、2021/22シーズンと2022/23シーズンはプレミアリーグで全試合に出場している。昨季も35試合に出場と、稼働率の高さも特長である。
昨シーズンにプレミアリーグで自己最多となる16ゴールを決めたサカの市場価値は上昇しており、現在は1億4000万ユーロ(約224億円)となっている。毎年のように自己最高額を更新しており、例年通りの活躍を披露すれば、今シーズンもさらなる上昇が見込まれる。