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【写真：Getty Images】

退団濃厚グエイの代役は…？

　日本代表MF鎌田大地が加入したクリスタル・パレスのDF、マーク・グエイのニューカッスル入りが近づいている。意外なことに、ワールドクラスの階段を駆け上がるイングランド代表DFの放出は、クラブに打撃を与えることはないのかもしれない。地元メディア『We Are Palace』が現地時間6日に報じた。

　今夏に開催されたUEFAユーロ2024（EURO2024）において、累積警告で欠場した準々決勝のスイス戦を除く6試合すべてにフル出場を果たし、イングランド代表の準優勝に大きく貢献したグエイ。2000年生まれの若きディフェンスリーダーには、争奪戦が勃発し、イギリスメディア『Gurardian』が同日に報じたところによれば、6000万ポンド（約114億円）以上でのニューカッスル移籍が近づいている。

　しかし、『We Are Palace』によれば、グエイの退団は、3人の代役候補によって十分に補えるようだ。1人目の候補は、クリスタル・パレスのMFジェフェルソン・レルマ。ボランチが主戦場のコロンビア代表は、4月に行われたリバプールとのリーグ戦で3バックの一角として起用されると、まるで本職だったかのようなハイパフォーマンスを披露。選手起用が柔軟なオリバー・グラスナー監督の下、新シーズンは本格的にコンバートされるのかもしれない。

　2人目の候補はバルセロナの下部組織出身のDFチャディ・リアドだ。今夏ベティスから加入したモロッコ代表は21歳でグエイよりも若く、今後の成長も十分に期待される。最後の一人は、ヴォルフスブルクのDFマクサンス・ラクロワだ。強さ・速さ・巧さの三拍子を揃えたフランス人DFは、1700万ポンド（約32億円）前後で獲得可能とされており、グラスナー監督の教え子であるため適応の不安も少ない。同メディアは「パレスがアップグレードするかも」という楽観的な声も伝えている。

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