イングランド・プレミアリーグ　最新ニュース

トッテナムがリシャルリソンのサウジアラビア行きを容認

　トッテナム・ホットスパーは、数日以内にブラジル代表FWリシャルリソンにサウジアラビアのクラブから巨額のオファーが届くと想定し、オファーに応じる姿勢だという。イギリスメディア『Football Insider』が、6日に報じている。リシャルリソンの契約は、2027年6月30日までとなっているが、移籍が現実味を帯びてきている。

　27歳のリシャルリソンは、2022年夏にエバートンからトッテナムに完全移籍で加入。移籍1年目の22/23シーズンは、公式戦の35試合に出場し3ゴールと4アシストに留まり、期待されていたような活躍はできなかった。そのため、多くの批判を受けたが、昨シーズンは、31試合で12ゴールと4アシストをマークし、エバートン時代の輝きを取り戻した。しかし、クラブは純粋な9番タイプのFWの獲得を目指しているため、リシャルリソンについては適切なオファーが届けば売却に応じる構えであると伝えられている。

　同メディアは、「今月下旬には、サウジアラビアの複数のクラブからリシャルリソンへの正式なオファーが届く見込みだ」と報じている。さらに「リシャルリソンは、すでに中東への移籍にあたり、大幅な昇給を提示されており、現在は選択肢を検討しているところだ」と伝え、「フィジカルコンデションに関する懸念や、ここ数年のゴール前での不安定な記録に留まったことで、トッテナムは現在、彼への移籍のオファーに耳を傾ける準備ができている」と明かしている。

　これまでの報道によれば、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドとアル・カーディシーヤがリシャルリソン獲得に興味を示している模様。仮に売却が成立した場合に、トッテナムはその資金で新たなストライカーの獲得を目指すようだ。『Football Insider』によれば、ボーンマスのFWドミニク・ソランケの獲得に本腰であると伝えられている。

プレミアリーグを観るならU-NEXTに今すぐ登録

【関連記事】
【2024/25夏の移籍情報】イングランド・プレミアリーグ 全20クラブ　新加入・退団 選手一覧　最新情報
プレミアリーグスター選手の犯罪履歴。飲酒や暴力は当たり前
プレミアリーグの選手も？ ヨーロッパで消えかけている神童6人