パリ五輪 女子サッカー競技　最新ニュース

ワールドカップ女王のスペインが敗れる

　パリ五輪（パリオリンピック）2024女子サッカー競技・準決勝の2試合が現地時間8月6日にフランスの各地で行われた。なでしこジャパンを下したアメリカ合衆国女子代表は2大会連続のメダルを目指してドイツ女子代表と対戦。開催国フランス女子代表を下して勝ち上がったブラジル女子代表はスペイン女子代表と激突した。

　なでしこジャパンを下したアメリカはドイツ相手に決定力を欠き、準々決勝同様に延長戦を戦うことに。それでも95分、マロリー・スワンソンのスルーパスに抜け出したソフィア・スミスがペナルティーエリア内で右足を振りぬき、ゴールネットを揺らす。これが決勝点となり、2大会ぶりの決勝進出を決めた。

　グループリーグでも激突したブラジルとスペインの一戦は、戦前の予想を覆す展開に。前半だけでブラジルが2点をリードすると、72分にも得点が生まれ、3-0と大差がついた。

　その後スペインは2点を返したものの、反対に1点を奪われ万事休す。2-4のまま試合が終了し、ワールドカップ女王は3位決定戦に回ることとなった。

現地時間6日に行われたパリ五輪2024女子サッカー競技の結果は以下の通り。
アメリカ 1-0 ドイツ
ブラジル 4-2 スペイン