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フォーカス 1か月前

いま世界で最も稼いでいるのは? 欧州サッカー選手、最新年俸ランキング1〜10位。1位はフレンキー・デ・ヨング

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:ダビド・アラバ(オーストリア代表)

レアル・マドリードのアラバ

【写真:Getty Images】

生年月日:1992年6月24日
所属クラブ:レアル・マドリード
推定年俸:2250万ユーロ(約36億円)
23/24リーグ戦成績:14試合0得点1アシスト

 レアル・マドリードに所属するダビド・アラバが、推定年俸2250万ユーロ(約36億円)で7位となっている。


 アラバの存在が広く世界中に知られるようになったのは、下部組織から在籍していたバイエルン・ミュンヘン時代だ。2010年1月にトップチームへ昇格すると、2011/12シーズン頃からレギュラーに定着。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下では中盤化するサイドバック(偽サイドバック)の動きを習得し、プレーの幅を劇的に広げた。

 2021年5月にはレアル・マドリードと契約。ラ・リーガのみならず、UEFAチャンピオンズリーグやFIFAクラブワールドカップといったビッグタイトルを獲得した。2023/24シーズンは左膝前十字靭帯断裂の影響で14試合の出場に留まったが、怪我が癒えれば再びチームの重要な戦力となるのは間違いない。

 アラバの進化への飽くなき欲求を表す発言がある。バイエルンを離れる際、アラバは退団理由について「人は成長するために『安定した場所』を離れなければならない」(2021年5月 スペイン紙『マルカ』)と説明した。現状に満足せず、常に上を目指し続ける姿勢が、アラバの華麗なキャリアを下支えしている。

 巨額の年俸を稼ぐようになっても、慢心とは一切無縁――。果たして、アラバはどこまで自身の価値を高めていくのだろうか。

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