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期待ハズレ…。Jリーグ前半戦“ガッカリ”助っ人(3)最初は凄かったが…。点取り屋がまさかの急失速

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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2024シーズンの明治安田J1リーグは折り返し地点を過ぎた。首位を走る町田ゼルビアのFWオ・セフンなど、今季も外国人選手たちが印象的な活躍を残している。しかしながら、中には高い期待に応えられず、チームに貢献できていない外国人選手も存在する。今回は、今季のJ1リーグ前半戦でインパクトを残せなかった助っ人外国人選手たちを紹介する。(情報は7月4日時点の『transfermarkt』参照)

FW:エリソン(ブラジル)

エリソン
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年4月13日(25歳)
所属クラブ:川崎フロンターレ
リーグ前半戦成績:12試合3ゴール0アシスト

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 最高のスタートダッシュに成功したゴールハンターが、大きく失速している。

 今季、サンパウロ(ブラジル)から川崎フロンターレへ完全移籍したエリソンが、「本物」の点取り屋であることは間違い無い。ブラジルの名門クラブからの移籍ということもあって彼に対する期待は高かったが、その高いハードルを乗り越える鮮烈なインパクトを残すことに成功した。

 川崎Fでのデビュー戦となったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)山東泰山戦1st Leg、続く2nd Legで1ゴールずつ奪うと、その勢いはリーグ戦へ。第1節・湘南ベルマーレ戦(2-1)で1ゴール、第2節・ジュビロ磐田戦(4-5)で2ゴールと大暴れし、公式戦4試合連続ゴールを達成した。エリソンが持つ抜群の推進力は並のDFでは止められず、今季の得点王候補に彼を考えた人も多かったのではないだろうか。

 リーグ序盤戦のホットな話題の1つになったストライカーだが、その後の試合では目覚ましい活躍を残すことができなかった。第3節以降はゴールが生まれず、徐々に出場時間は減少。6月にはトレーニング中に「左大腿二頭筋肉離れ」の怪我を負ったことがクラブより発表され、現在までベンチ外の試合が続いている。確かな数字を残しているだけに評価が難しいが、序盤の活躍ぶりを考えると尻すぼみな前半戦になってしまった感は否めないだろう。

 それでも、本調子のエリソンが相手にどれだけ脅威を与えるかは言うまでもないこと。苦しんでいる川崎を救うためには彼の一発が必要だ。1日でも早くピッチに戻ってきてもらいたい。

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【了】

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