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明治安田Jリーグの第2登録期間(夏の移籍ウインドウ)が開いている。選手の動きもより活発になっているが、その全てがサポーターを納得させるものになるとは限らない。実際、過去には世間で物議を醸した移籍も多々あった。今回は、Jリーグ界をざわつかせた主な移籍をピックアップして紹介する(成績は『transfermarkt』参照)。
DF:新井直人(あらい・なおと)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年10月7日
アルビレックス新潟→サンフレッチェ広島
移籍日:2024年3月
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シーズン開始直後に起きた副キャプテンの移籍を誰が予想しただろうか。
2019年に新潟経営大学からアルビレックス新潟へ加入した新井直人は、プロ初年度からリーグ戦32試合に出場。2年目も怪我がありながらも同25試合に出場し、最終ラインならどこでもこなせるポリバレントな能力を発揮した。
2021年にセレッソ大阪へ完全移籍で加入した新井だったが、怪我の影響もありリーグ戦6試合のみの出場に留まってしまう。それでも翌年には徳島ヴォルティスに期限付き移籍して活躍し、2023年にJ1昇格を果たした新潟に3シーズンぶりに復帰することとなった。昨季は同24試合に出場するなど、両サイドバックで活躍した。
迎えた今季はチームの副キャプテンに就任。開幕戦でゴールも記録していた。しかし第4節終了後、衝撃のサンフレッチェ広島への移籍が発表された。当然、この移籍を素直に受け入れられる新潟サポーターがいるはずなく、新井や広島にはSNSを中心に誹謗中傷の声が殺到。新潟が声明を出し、選手本人もSNSで「家族を巻き込んで意見をするのはやめていただきたい」と発信せざるを得ないほど、大騒ぎとなった。新潟と広島は直接的なライバル関係にはないが、新井の新潟における立場と移籍のタイミングが火種を大きくする原因となってしまった。
移籍後は第15節の京都サンガ戦でハットトリックを記録するなど、右WBを中心に16試合に出場している。新潟のホームで行われた古巣との一戦ではかなりのブーイングに晒されたが、この遺恨は簡単には消えないだろう。
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