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アトレティコのアルバレス獲得は選手放出とセット。同じく獲得噂のチェルシーMFも関わる、移籍実現に必要な“玉突き”とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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マンチェスター・シティに所属するフリアン・アルバレスと、チェルシーに所属するMFコナー・ギャラガー

【写真:Getty Images】


アトレティコはアルバレス獲得に近づく?

 マンチェスター・シティに所属するFWフリアン・アルバレスの移籍は、アトレティコ・マドリードFWサムエル・オモロディオンとチェルシーMFコナー・ギャラガーの玉突き移籍によって実現する可能性があるようだ。スペインメディア『Relevo』が、現地時間5日に報じた。



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 去就の決断は、「パリ五輪(パリオリンピック)後に行う」と発言していたアルバレス。高い得点関与率を誇り、FIFAワールドカップとUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の制覇に大きく貢献した24歳のストライカーに対しては、ミランにFWアルバロ・モラタを放出し、33歳のエースFWアントワーヌ・グリーズマンの後釜を探す、アトレティコ・マドリードが関心を示している。

 同メディアによれば、「現状はクラブ間にも、クラブとアルバレスの間にも合意はない」ようだが、移籍実現には“ある選手”の退団を待たねばならないという。その選手とは、23/24シーズンにレンタル先のアラベスで8ゴールをマークしたU-23スペイン代表のサムエル・オモロディオンだ。アルバレスとポジションが被ってしまう点取り屋は、今夏に所属元のアトレティコに復帰。ストライカーを探すチェルシーが、獲得に興味を示しており、交渉が進められている。

 そして同メディアによれば、そのオモロディオン獲得の資金源をチェルシーに与えるのが、アトレティコによるギャラガーの獲得だ。つまり、「ギャラガー獲得のために、アトレティコがチェルシーに支払った移籍金が、チェルシーのオモロディオン獲得に繋がり、さらに、このオペレーションで生じたポジションの空きに、アトレティコがアルバレスを獲得する余地が生まれる」という。3クラブの間で、若手の玉突き移籍が生じる可能性を伝えている。

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【了】

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