パリ五輪 男子サッカー競技　最新ニュース

開催国のU-23フランス代表、40年ぶりのメダル獲得は確定したが…

　パリ五輪（パリオリンピック）2024・準決勝の2試合が現地時間5日に行われ、U-23スペイン代表がU-23モロッコ代表を2-1で下した。また、開催国のU-23フランス代表がU-23エジプト代表を3-1で破っている。決勝戦はフランス対スペインに決定し、フランス紙『レキップ』が反応した。

　
　準々決勝でU-23日本代表を相手に3-0で快勝したU-23スペイン代表は、大躍進のU-23モロッコ代表を迎え撃った。37分にU-23モロッコ代表のソフィアン・ラヒミにPKを決められ失点したが、66分にフェルミン・ロペスがゴールを決めてU-23スペイン代表が同点に追いつく。さらに、86分にはロペスのアシストから途中出場のフアンル・サンチェスが逆転ゴールを決めた。そのままリードを守り切り、U-23スペイン代表が2-1の勝利をおさめている。一方で、U-23フランス代表はU-23エジプト代表に苦戦しながらも、延長戦の末に3-1の勝利をおさめ、決勝進出を果たした。この時点で40年ぶりのメダル獲得を確定させている。

　この結果を受けて、同紙は「ロサンゼルスオリンピックで初のオリンピックタイトルを獲得してから40年が経ち、フランスのサッカーチームはパルク・デ・プランスで行われる金曜日のスペインとの決勝で金メダルを取り戻す機会を得た」と反応。2大会連続決勝進出のスペインについては「フランスの攻撃陣は絶好調だが、モロッコを破った全くレベルの違うスペインを相手に対抗しなければならない」と報じている。