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【写真:Getty Images】
オルモ獲得に暗雲?
UEFAユーロ2024(EURO2024)でスペイン代表として、同国の優勝に大きく貢献したRBライプツィヒ所属のダニ・オルモ。同選手にはバルセロナが強い関心を示していると報じられているが、所属先のクラブはこれまでのオファーや交渉に不満を示しているようだ。英メディア『90MIN』が現地時間3日に報じている。
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ブンデスリーガ・RBライプツィヒに所属するダニ・オルモは、昨季リーグ戦21試合に出場して4ゴール5アシストを記録。スペイン代表として出場したEURO2024においても、6試合に出場して3ゴール2アシストをマークするなど、同国の史上初となる4度目の大会制覇達成の立役者の1人となった。
そんな同選手に対しては多くのビッグクラブが獲得に関心を示していると噂されていた。しかし、同メディアは、「すでにバルセロナとオルモとの間では個人合意は完了しているが、移籍金についてはやるべきことがたくさんある」と、現状はスペインの名門が一歩先に行っていることを伝えている。
しかし、そんなバルサの移籍に関する対応を、同選手の所属クラブであるRBライプツィヒのマルコ・ローゼ監督はお気に召さなかったようだ。同監督は、「この選手には価値がある。彼は我々クラブと共にそれを獲得した。彼は素晴らしい成長を遂げた」と前置きした上で、次のようなコメントを残している。
「ダニ・オルモが何をできるかは誰もが知っている。したがって、誰もが彼の価値と、クラブがどのような条件で交渉に応じるかを明確に理解する必要がある。ダニにとって、自分の価値を示し、それを自覚することも重要だと思う。そして、彼を絶対に欲しがっているクラブも、ダニ・オルモの価値に見合った対応をすべきだ」
同選手の契約解除条項は6000万ユーロ(96億円)であるものの、この条項は先月期限が切れている。しかしクラブは移籍金に同額の金額を求めており、バルセロナは複数年の分割払いで契約を結ぼうと試みていると報じられていた。
クラブのSDであるルーベン・シュレーダー氏も、「ダニは我々にとって、選手としても人間としても信じられないほどの価値を持っている。我々は彼を売却しなければならないというプレッシャーは受けていない」と述べており、バルセロナがオルモを獲得したいのであれば分割払いではなく一括で支払うことをライプツィヒ側は求めていることを、同メディアは指摘している。
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