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【写真:Getty Images】
守屋が語ったアメリカとの少しの差とは?
なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間3日、パリ五輪(パリオリンピック)2024・女子サッカー競技準々決勝でアメリカ合衆国女子代表と対戦。試合は延長戦の末、なでしこジャパンが0-1で敗れた。延長戦も含めてフル出場した守屋都弥が、インタビューに応じている。
なでしこジャパンは藤野あおばが先発復帰したほか、グループリーグ第3節で見事なFKを決めた北川ひかるなどが先発。前半からアメリカがボールを保持する展開が続くも、日本は堅い守備で相手の攻撃を弾きかえし常にカウンターを狙っていた。30分過ぎには決定機を何度か作り、得点に近づく場面もあった。
前半終了時には、アメリカ合衆国のボール保持率が78%で、なでしこジャパンは22%だったが、内容的にはそこまでの差を感じない前半だったと言えるだろう。守屋自身も、「結構(アメリカにパスを)回されたんですけど。まあ簡単にやらせなかった。少しは進歩というか、したかなと思います」と語っていた。
一方で、「前半、シュートを打ったやつ、あれが入っていれば1点差で勝てたかもしれない」と反省点を挙げつつ、「そういう小さなチャンスを決めきれないと…。アメリカとかには勝てないと痛いほど思い知らされた」と、試合後に感じたアメリカとのわずかな差について言及している。
攻守に渡って120分間奮闘した守屋は、「最後まで(やり切る)というのは…、後悔したくないので」と前置きし、「あそこを詰めていれば点をとれたなとか、守備すればとか、後悔したくないので自分なりに走り切れたかなとは思う」と、アメリカ代表との激戦を総括していた。
(取材:加藤健一【フランス】、構成:編集部)
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