11位:西尾隆矢
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年5月16日
所属クラブ:セレッソ大阪
市場価値:70万ユーロ(約1億1200万円)
今季リーグ戦成績:15試合1ゴール0アシスト
U-23日本代表市場価値ランキング11位にランクインしたのはセレッソ大阪の西尾隆矢だ。同選手の市場価値は70万ユーロ(約1億1200万円)となっている。
高校2年次にセレッソ大阪U-23でJリーグデビューを果たした西尾は、2020年にトップチームへと昇格。翌年は、相次ぐ移籍でCB不足の中、開幕戦からスタメンに抜擢され、リーグ戦31試合に出場。シーズンオフには日本代表に初招集され、一気に日本期待のCBへと成りあがった。昨季は同9試合のみの出場となかなか出番がなかったが、今季はここまで15試合出場と、チーム内の地位を上げてきている。
西尾の長所は対人守備にある。優れたフィジカルを活かし、外国人にも当たり負けしない。身長は180cmとCBとしては少し低めではあるが、そこまで空中戦を苦にはしておらず、安定してデュエルできる選手といえる。足元の技術も一定のものをもっており、堅実に最終ラインを支えられる選手だ。
U-23アジアカップ初戦の中国戦では、不用意な肘打ちで一発退場となり、自らの実績に泥を塗る形となってしまった。それでも、その能力を買われ、オリンピック代表入りを果たしている。
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