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欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。シーズン途中のJリーグから有力選手が引き抜かれることが多いのもこの時期だ。今回は、Jリーグから海外へ移籍した日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
4位:浅野拓磨(あさの・たくま)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年11月10日
移籍先:サンフレッチェ広島→アーセナル(イングランド)
移籍日:2016年7月18日
移籍金:400万ユーロ(約6.4億円)
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サッカー日本代表で屈指のスピードを誇る浅野拓磨は、2016年夏にサンフレッチェ広島から400万ユーロ(約6.4億円)の移籍金でイングランドの名門アーセナルに加入した。
浅野はプロ3年目の2015シーズンに広島で定位置をつかみ、J1で32試合に出場して8得点を記録。翌2016シーズンからは10番に背番号を変えてエースとして活躍していたところで、アーセナルに引き抜かれた。
しかし、浅野はイギリスで労働許可証が下りなかったため、アーセナルで一度もプレーすることなく、すぐにドイツのシュトゥットガルトにレンタルされることになった。これは予定されていたものではなく、アーセナルは特例で許可が下りることを期待していたとされており、完全に誤算だったようだ。
浅野はその後、ヨーロッパ複数クラブで経験を重ね、2024/25シーズンからはスペインのマジョルカでプレーすることが決まっている。浅野にとって、アーセナル加入はヨーロッパ挑戦のきっかけになったと言えそうだ。ただ、アーセナルにとっては400万ユーロで獲得した選手を一度も起用することなく2019年夏に100万ユーロ(約1.6億円)でパルチザンに放出しており、浅野獲得で得たものはほとんどなかったかもしれない。
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