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ベンフィカがジョアン・フェリックス復帰に向けて交渉中？

　ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの復帰を目指しているSLベンフィカは、アトレティコ・マドリードと交渉中のようだ。ポルトガルメディア『Record』が、現地時間31日に報じている。J・フェリックスの契約は、2029年6月30日までとなっている。

　24歳のJ・フェリックスは、2019年夏にアトレティコに加入した。しかし、期待されていたような活躍が見せられなかったことに加えて、ディエゴ・シメオネ監督との確執もあり、2023年1月にチェルシーへとレンタル移籍。23-24シーズンは、バルセロナに貸し出されていた。本人は、昨シーズンと同様にバルセロナでのプレーを希望していたものの、今後の去就は不透明な状況が続いている。これまでの報道によれば、アストン・ビラが獲得に関心を示していると伝えられていたことに加えて、ベンフィカへの復帰の可能性も浮上していた。

　同メディアは、「ベンフィカがJ・フェリックスの獲得を主張」と大々的に報じたうえで、「ベンフィカは、アトレティコと再び連絡を取っている。他のクラブからのオファーとは異なり、完全移籍での獲得を目論んでいるため、ベンフィカの提案は、優位に働く可能性がある」と伝えている。

　報道によれば、ビラへの移籍の可能性は消滅しつつあるようで、最も現実的な代替案として浮上しているのがベンフィカだという。今後の去就がなかなか決まらないなか、現在ではアトレティコで汗を流しているJ・フェリックスだが、果たして古巣に復帰することになるのだろうか。