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「全てのフランス人が影響を受けている」U-23フランス代表FWマテタ、準々決勝のアルゼンチン戦を前に闘志むき出し?【パリ五輪】

text by 編集部

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U-23フランス代表のジャン・フィリップ・マテタ
【写真:Getty Images】



ジャン・フィリップ・マテタが準々決勝に向けてコメント

 サッカーU-23フランス代表は、パリ五輪(パリオリンピック)2024の準々決勝でU-23アルゼンチン代表と対戦する。この一戦を前にOA(オーバーエイジ)枠で選出されているFWジャン・フィリップ・マテタのコメントを、フランスメディア『ouest france』が、現地時間7月31日に報じている。


 母国開催でのオリンピックで金メダルを目指すフランス代表は、3連勝でグループリーグを首位で通過。また、3試合で無失点と安定した戦いをみせている。そして、アーセナルやバルセロナでも活躍したティエリ・アンリ監督が率いるチームは、準々決勝でアルゼンチン代表と対戦する。この一戦を前に、グループリーグ第3節のニュージーランド戦で1ゴールを記録しているマテタがコメントを残している。

 同メディアは、「マテタはアルゼンチンに対して、全フランス人を代表して復讐したいと考えている」という見出しの記事を掲載し、マテタのコメントを以下のように伝えている。「アルゼンチンは、直近のワールドカップチャンピオンで、常に大会の決勝に進出するようなチームだ。でも今はまず、予選突破を祝って、その後にこの試合について、じっくりと考えていく。最近の出来事で、全てのフランス人が影響を受けている。準々決勝でどうなるか見てみよう」

 最近の出来事とは、2022FIFAワールドカップの決勝の後、アルゼンチンの一部の選手が敗れたフランスに対して、嘲笑するような振る舞いをしたことが目撃されて物議を醸した。また、今夏に開催されたコパアメリカ2024決勝後に、バスの中で祝杯ムードを楽しむアルゼンチン代表の複数の選手が、フランスに対して人種差別的なチャントを歌い、その様子をエンソが自身のSNSで配信し、大問題になった。エンソはすでに謝罪しているが、国際サッカー連盟(FIFA)から処分を下される可能性も残っている。そんな状況のなか、フランス代表は金メダル獲得に向け、準々決勝で大一番を迎える。

 

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【了】

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