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【写真：Getty Images】

鈴木に分ですのクラブが熱視線？

　デンマーク・スーペルリーガのブレンビーIFに所属する日本代表のMF鈴木唯人の獲得に、堂安律も所属するブンデスリーガ・フライブルクが関心を示しているようだ。現地メディア『TV2』など複数メディアが、鈴木の移籍可能性と現在の交渉状況について報じている。

　デンマークメディア『TV2』によると、「クラブはフライブルクからの約670万ユーロ（約11億円）の鈴木獲得オファーを拒否した」と前置きした上で、「もしブレンビーの鈴木を獲得したいのであれば、670万ユーロは明らかに安すぎる」と、移籍金で折り合いがつかずにクラブはオファーを拒否したことを伝えていた。

　この報道を受けて、ドイツメディア『SPORT-90』は現地時間31日に、「拒否されたオファーは約700万ユーロ（約11億円）で、鈴木の現在の市場価値である600万ユーロ（約9億6000万円）よりわずかに高い。しかし、この日本代表選手はブレンビーIFとの契約が27年夏まで残っているため、おそらく1000万ユーロ（約16億円）以下では獲得できないだろう」と、具体的に獲得可能な金額についても言及している。

　また、「彼が1年前に清水エスパルスからデンマークに移籍したとき、わずか60万ユーロ（9600万円）の市場価格だった。1年経たないうちに、彼はこれを10倍に増やしている」と、鈴木の目覚ましい活躍による市場価値の上昇にも触れていた。

　そして、「これらの成果がフライブルクに注目されている」と述べた上で、「最初のオファーがあったが、即座に拒否されたという。フライブルクの観点からすれば、彼は22歳で成長すると考えられているため、移籍は完全に理にかなっている。彼には国際経験もあり、ゴールがどこにあるのかを知っている。そしてチームに貢献する方法も知っている。攻撃の中心だけでなく攻撃的MFとしても起用できる彼は、非常に興味深い存在のはずだ」と言及し、VfBシュツットガルトやプレミアリーグのリバプールも興味を持っているだろうと報じている。