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海外サッカー 2か月前

「結局、純也くんが…」スタッド・ランス、中村敬斗が吐露した本音。先輩よりも存在感を放つために「自分はもう…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

「正直、少ない」「試合に出るのはマスト」


 チームはその後、1点を追加して2−0で日本ツアー初勝利を飾ったが、「なんだかんだ試合決めるのはやっぱ純也。今日も結局、純也君がドリブルでぶっちぎってアシストしてるから」と中村は本音を吐露。「自分がチームを勝たせられる存在にならないといけない」という強い思いを抱いた様子だ。

 スタッド・ランス移籍1年目だった昨季の中村はリーグ・アンで25試合出場4得点。昨年10月のカナダ戦(デンカビッグスワンスタジアム)で左足首を負傷して約1カ月半離脱したのに加え、1〜2月のAFC アジアカップ カタール 2023参戦の影響で後半戦もスタメンから外れた時期もあっただけに、悪くない数字と言えるだろう。

 けれども、本人は「4点は正直、少ない」と納得していない。「4点は間違いなく上回らなきゃいけない。スタメンでコンスタントに試合に出るのはマストだと思うんで、競争もあるけど、早めに点を取って昨年を超えたいですね」と目をギラつかせたのだ。

 7月28日に24歳の誕生日を迎え、「自分はもう若手ではない」という自覚を持ったことも、高い領域を目指す原動力になっている。

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