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北川ひかるが華麗なFK弾、田中美南にも得点

【日本 3−1 ナイジェリア パリ五輪C組第3節】

　なでしこジャパン（日本女子代表）は現地時間7月31日、パリ五輪（パリオリンピック）2024・女子サッカー競技グループリーグC組第3節でナイジェリア女子代表と対戦した。試合は3−1でなでしこジャパンが勝利を収め、準々決勝進出を決めた。

　なでしこジャパンは引き分け以上で準々決勝進出が決まる状況で、第2節のブラジル女子代表戦から先発を4人変更。北川ひかる、植木理子、石川璃音、林穂之香が今大会初先発となった。

　序盤から主導権を握ったなでしこジャパンは、22分に先制点を奪う。長谷川唯のスルーパスを受けた植木がペナルティーエリア左から折り返し、がら空きとなったゴールに浜野まいかが押し込んだ。32分には植木のヘディングシュートがクロスバーに嫌われたこぼれ球を田中美南が詰めて追加点。エースに今大会初得点が生まれる。

　その後、42分に1点を返されて嫌な流れになりかけたが、前半アディショナルタイムのFKを北川が直接決めて、3−1として折り返した。

　なでしこジャパンは、後半のスタートから田中が下がって清家貴子が入った。後半も落ち着いた入り方を見せたなでしこジャパンは、52分にペナルティーエリア内で守屋都弥が倒れて主審はファウルとジャッジしたが、オンフィールドレビューでノーファウルと判定を改め、PKは取り消しになった。

　その後、なでしこジャパンは追加点こそ奪えないものの、守備の集中を維持する。その中で追加点への意欲は失わず、攻撃で相手に圧力をかけ続けた。

　結局後半はスコアが動かず、試合は3−1で終了した。

【得点者】
22分 1-0 浜野まいか（日本）
32分 2-0 田中美南（日本）
42分 2-1 ジェニファー・エチギニ（ナイジェリア）
45＋5分 3-1 北川ひかる（日本）