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浦和レッズ、38歳のFW興梠慎三が今季限りでの現役引退を発表。20年間のプロ生活に別れ

text by 編集部 photo by Getty Images

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浦和レッズの興梠慎三
【写真:Getty Images】



興梠慎三が現役引退を発表


 J1リーグの浦和レッズは31日、「所属選手に関するクラブからの重要なお知らせ」と題して同クラブ公式YouTubeチャンネルのライブ配信で会見の模様を放送。元サッカー日本代表FW興梠慎三の今季限りでの現役引退を発表した。38歳の誕生日を迎えた31日に伝えることとなった。


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 鵬翔高校出身の興梠は2005年に鹿島アントラーズへ加入。2007シーズンのJ1第14節大分トリニータ戦でプロ初ゴールを決めた。翌シーズンから柳沢敦が背負っていた背番号13を着用。スーパーサブとしてゴールを積み重ねると、その年の後半戦からレギュラーに定着し、J1連覇に貢献した。

 その後も鹿島のタイトル獲得に貢献した興梠だったが、2012年限りで契約満了となり、2013シーズンから浦和レッズでプレーすることになった。浦和ではここまで公式戦418試合に出場し、156得点32アシストを記録。2022シーズンは北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍をとなり、怪我により離脱した期間はあったものの、公式戦22試合で5ゴール1アシストを挙げた。

 Jリーグ通算524試合で168得点を記録。いずれもJ1での記録で、長年日本のトップリーグでプレーし続けてきた。今年3月17日の湘南ベルマーレ戦で決めたゴールにより、J1歴代単独最長記録となる18年連続得点となった。また、北京五輪のメンバーからは落選となったが、リオ五輪ではオーバーエイジ(OA:24歳以上)枠で出場。A代表では16キャップを記録している。

 日本を代表するストライカーが20年間のプロ生活に幕を下ろすことになったが、興梠の今後の活躍にも注目したい。

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【了】

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