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サッカーU-23日本代表、U-23イスラエル代表戦全選手パフォーマンス査定。劇的勝利の立役者は?【パリ五輪】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

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木村誠二
【写真:Getty Images】


西尾隆矢(背番号3)
U-23イスラエル代表戦:フル出場
評価:B

 この試合ではキャプテンマークを付け、右サイドバックとしてプレーした。地上戦勝率75%(3/4)を記録し、カウンターからゴールに迫ろうとするU-23イスラエル代表に自由を与えなかった。一方、ボール保持時は浮いたボールを上手く収められずバタつく場面が散見され、不慣れなポジションだったということもあって安定感に欠けていた。課題は残るがワンタッチパスで好機を演出したプレーも見られたので、総じて及第点のパフォーマンスだと言える。

鈴木海音(背番号2)
U-23イスラエル代表戦:フル出場
評価:B

 ここまで出番が無かったが、この試合で今大会初出場を達成。インターセプトで見せ場を作り、クリーンシートに貢献した。しかしながら、ビルドアップにおける状況判断には改善の余地があり、相手のプレッシャーがかかっている味方にパスを出すなどヒヤッとさせられる場面があった。試合時間が進むにつれてアジャストし、安定感を取り戻していたので、この経験を次戦に生かしたい。

木村誠二
U-23イスラエル代表戦:フル出場
評価:A

 木村の強さと冷静さが光る試合となった。エアバトルで持ち前の高さを発揮し、前半終了間際には山田楓喜のコーナーキックに合わせてヘディングシュート。これは惜しくも相手GKの好セーブに遭ったがインパクトを残した。また守備対応も素晴らしく、67分に相手カウンターを封じたプレーは見事としか言いようがない。絶妙な間合いを保ってコースを消し、相手FWのシュートミスを誘った。

内野貴史(背番号21)
U-23イスラエル代表戦:フル出場
評価:B

 今大会初の先発出場だったが、アグレッシブなプレーで戦い抜いた。自身の前に位置する佐藤恵允と連係し、大外と内側のレーンを使い分けて相手を翻弄。随所でポジショニングの良さが光り、ビルドアップの出口として効果的な役割を果たしていたと言える。ただ、積極的な攻撃参加を見せていた割にはクロスの成功率が0%(0/5)だった点は改善したいところだ。

高井幸大(背番号15)
関根大輝(背番号4)
U-23イスラエル代表戦:出場なし
評価:評価なし

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