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サッカーU-23日本代表、U-23イスラエル代表戦全選手パフォーマンス査定。劇的勝利の立役者は?【パリ五輪】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


山田楓喜(背番号20)
U-23イスラエル代表戦:61分OUT
評価:C

 良いドリブル突破があり、セットプレーのキッカーとして好機を演出した。しかし、推進力があった左サイドの攻撃と比較すると、山田と西尾隆矢の右サイドには物足りなさを感じた。全体として仕掛けが少ない印象を受け、相手の脅威になれていたとは言い難いだろう。自慢の左足が輝く瞬間をもっと増やしたかった。

佐藤恵允(背番号18)
U-23イスラエル代表戦:フル出場
評価:B

 左右両サイドでプレーできる魅力を存分に発揮。左サイドでプレーしていた時間帯は、荒木遼太郎、内野貴史らと連係し、ポジションを流動的に交換しながら相手ブロックのほころびを狙った。迫力のある個人技でサイドからの侵入を試みていたが、最後の判断には改善の余地がある。精度の高いクロスをなかなか供給できなかった。それでも、右サイドでプレーした試合終了間際に鮮やかなグラウンダークロスをボックス内に送り込み、これが決勝弾を演出した。

三戸舜介(背番号14)
U-23イスラエル代表戦:61分IN
評価:B

 後半途中からピッチに立ち、切り札としてキレキレのプレーを見せた。左サイドから積極的に仕掛けて果敢にゴールに迫る姿が印象的だ。65分にはカットインから鋭いミドルシュート。惜しくもゴールは生まれなかったが、29分間のプレータイムで記録した地上戦勝率100%(4/4)はチーム最高の数字である。決勝トーナメントでの活躍に期待が高まる内容だった。

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