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【写真:Getty Images】
細谷真大が後半アディショナルタイムに殊勲の決勝点
サッカーU-23日本代表は現地時間30日、パリ五輪(パリオリンピック)2024・グループリーグD最終節でU-23イスラエル代表と対戦し、1-0で勝利した。エースの細谷真大が後半アディショナルタイムに決めた決勝ゴールは、見事な連係から生まれたショートカウンターだった。
オスカル・グローフやオーバーエイジ枠のオムリ・ガンデルマンら、日本はイスラエルの攻撃陣に手を焼いていた。GK小久保玲央ブライアンの再三にわたるセーブがなければ、この結果にはならなかったかもしれない。
日本の攻め込まれる時間が長かったが、試合終了間際にスコアが動く。植中朝日が右サイドでボールを奪ったのを起点に、ボールは中央の藤田譲瑠チマに展開される。藤田がドリブルで持ち運びながら周囲の状況を確認し、右サイドを走る佐藤恵允にボール供給。そこから佐藤が中へ折り返し、細谷がそれにダイレクトで合わせ、日本に決勝点をもたらした。
チームを率いる大岩剛監督は「守備からのショートカウンター」を主な戦い方として強調しているが、まさしくお手本のようなフィニッシュだった。