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遠藤航、オファー拒否の理由は金額だけではない?
リバプールに所属する日本代表MF遠藤航に対し、フランスのマルセイユが1180万ポンド(約22億4000万円)のオファーを提示したが、リバプールが拒否している。その理由は、金額の問題だけではないようだ。遠藤の代わりになる選手が見つかっていないと、英メディア『ワンフットボール』が指摘している。
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遠藤は昨夏、リバプールがエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得を逃した後、シュトゥットガルトから移籍金1600万ポンドで加入している。加入当初は過小評価を受けていたが、リバプール前監督のユルゲン・クロップ氏の起用に応え、フラム戦でゴールを記録。その後はフル出場を果たす試合も増え、マンチェスター・シティ戦ではマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。しかし、昨季終了後にクロップ氏が退任し、2024/25シーズンから新たにアルネ・スロット氏がリバプールを率いることになった後、遠藤の移籍が噂されるようになった。
そして、最初にマルセイユが遠藤の獲得に乗り出したものの、リバプールが1180万ポンドのオファーを拒否している。同メディアは「その金額は十分ではない。遠藤の評価が上がったことを考えると、おそらく2000万ポンドは必要だろう」との見解を示している。また、拒否した理由はそれだけではなく「レッズがこのアプローチを拒否した主な理由は、今夏の市場に代替の選択肢がなかったためだ」とし、「代わりの選手を確保できるかどうかにかかっているが、すぐに代わりの選手が見つかるとは到底思えない」とも報じた。現時点で、リバプールは未だ補強ゼロであり「欧州5大リーグの中で、今夏に選手を1人も獲得していない唯一のチームだ。これはかなりクレイジー。本当に必要なのは4人だが、トップチームのオプションとして2人獲得できると予想。ただし、リチャード・ヒューズは何も情報を漏らしておらず、土壇場で私たち全員が知ることになるだろう」と伝えている。
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