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【写真:Getty Images】
イエローカード2枚で次戦出場停止
パリ五輪(パリオリンピック)・男子サッカー競技のグループリーグD第3節、サッカーU-23日本代表対U-23イスラエル代表が現地時間30日にスタッド・ドゥ・ラ・ボージョワールで行われる。熾烈な欧州予選を突破した難敵に対しどのような戦いを披露するか注目が集まるが、もう一点気になるのは累積警告だ。この試合では、日本はイエローカードに十分に注意しなければならない。
パリ五輪のサッカー競技は、累積警告が2つたまると出場停止となる。この累積がリセットされるのは準々決勝終了後であり、すでにイエローカードを1枚もらっている選手がイスラエルとの試合で警告を受ければ、重要な準々決勝で処分を受ける恐れがある。実際、東京での前回大会では、DF酒井宏樹を準々決勝で、DF冨安健洋を準決勝で、それぞれ欠くこととなってしまった。
U-23日本代表で累積警告が1となっている選手は、パラグアイ代表戦で警告を受けたDF高井幸大、DF関根大輝、そしてマリ代表戦で警告を受けたDF西尾隆矢、MF藤田譲瑠チマの4選手。特に藤田は注意しなければならない。長短のパスで試合のリズムを作ってきた同選手を準々決勝ないし準決勝で失うことは、日本にとって大きな痛手となる。
一方のU-23イスラエル代表はまだ誰もイエローカードを受けておらず、この試合の勝利が決勝トーナメント進出の必須条件となっているため当然ではあるが、激しいコンタクトを厭わず向かってくるものとみられる。すでに準々決勝進出を決めている日本は、この試合では、累積リーチの選手を休ませること、そして他の選手もファウルを冒さないよう、慎重にプレーすることが重要かもしれない。
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