6位:リオデジャネイロ五輪(2016年)
成績:グループリーグ敗退(1勝1分け1敗)
監督:手倉森誠
主将:遠藤航
オーバーエイジ:興梠慎三、塩谷司、藤春廣輝
2016年のリオデジャネイロ五輪(リオデジャネイロオリンピック)は、1勝1分1敗でグループリーグ敗退に終わった。
この大会は、初戦で敗れたことが大きく響いた大会だった。主将の遠藤航をアンカーとし、前線にはオーバーエイジ枠で招集した興梠慎三、右サイドに南野拓実、左サイドに中島翔哉、中央に大島僚太というメンバーの4-3-3で臨んだ日本代表は、U-23ナイジェリア代表との初戦で壮絶な打ち合いを繰り広げた。
対戦相手のナイジェリア代表は、移動のトラブルで合宿地アメリカ合衆国から現地に到着したのが試合当日だったが、立ち上がりから躍動感のあるプレーで日本代表を苦しめた。のちにレアル・ソシエダで久保建英のチームメートとなるウマル・サディクが開始6分に先制点を決めると、日本代表はすぐに興梠のPKで同点に追いついた。その後、点の取り合いとなったが、ナイジェリア代表が常に先行する展開となり、日本代表は4−5で敗れ、黒星発進となった。
第2戦のU-23コロンビア代表戦では、2点のビハインドから追いついて引き分けに持ち込んだことにより、グループステージ突破の望みをつないだ。第3戦はU-23スウェーデン代表に快勝したが、他会場でコロンビア代表がナイジェリア代表を下して2位に滑り込んだため、日本代表はグループ3位となり、準々決勝進出を逃した。