DF:鈴木海音
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年8月25日(21歳)
所属クラブ:ジュビロ磐田
2024リーグ戦成績:16試合0得点
今季のジュビロ磐田において、21歳の鈴木海音は守備陣を牽引する活躍を見せている。特に6月16日のFC東京戦では相方のリカルド・グラッサと共に高い能力を示した。データサイト『FotMob』によると、この試合における鈴木のインターセプトは「3」、タックルは5回中4回成功させ、地上戦での強さを知らしめた。
イスラエルのFWドル・テルグマンは186cmの長身で、182㎝の鈴木はやや分が悪いかもしれない。その点は、空中戦に強い木村誠二とのコンビネーションで解決できるだろう。
FC東京戦に限らず、インターセプトとタックルの精度は鈴木の大きな武器である。「守備からのショートカウンター」という大岩剛監督のチーム戦術を考えると、その特長はポジティブな影響を与えるはずだろう。
DF:木村誠二
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年8月24日(22歳)
所属クラブ:サガン鳥栖
2024リーグ戦成績:13試合0得点
27日のU-23マリ代表戦で出番がなかった木村誠二は、イスラエルとの一戦でスタメンに戻って来る可能性が高い。データサイト『FotMob』を参照すると、このチームにおける木村の役割ははっきりしている。
それは後方からのパスの配給だ。24日のU-23パラグアイ代表戦でタッチ数とパスの成功本数で3桁を超えたのは、両チームを通じて木村だけである。加えて、同選手は空中戦でも強さを見せ、パラグアイ戦では空中戦で4回中3回勝利している。
今大会では期待されたプレーを見せられていないが、イスラエルのFWドル・テルグマンはA代表でも出場経験のある選手だ。186cmと高さもあり、木村は難しい対応を迫られるだろう。それでも、日本のディフェンスリーダーは互角以上の戦いを見せてくれるはずだ。