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「若い才能を見落とした」レアルの指揮官、新シーズンの展望を語るもブラジルの神童を忘れる?「言及すらしなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリード最新ニュース

エンドリッキ
【写真:Getty Images】



マドリーの見落とされた若き才能とは

 レアル・マドリードは、今夏にフランス代表FWキリアン・エムバペを獲得。すでに来季に向けた準備は始まっており、チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督も豊富なタレントを抱える前線の陣容に頭を悩ませているようだ。英サッカー専門誌『Four Four Two』は現地時間28日に、同監督のコメントについて報じている。


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 記事では、「アンチェロッティ監督は刺激的な若い才能を見落としたようだ」と題して、「世界のサッカー界でもっとも話題になっている才能の一人を除外して、スター揃いの攻撃陣の来シーズンに関する計画を立てたようだ」と伝えていた。

 マドリーを率いる指揮官は、元チェルシーのミケル・ジョン・オビ氏が司会を務める『オビ・ワン・ポッドキャスト』に出演。世界的なスターであるエムバペを加えた前線の組み合わせについて、次のように語っている。

「エムバペが前線でプレーする姿が目に浮かぶ。また、昨季ヴィニシウスがどこでプレーしていたかと聞かれても、答えるのは難しい。彼は(常に)左ウイングとしてプレーしていたわけではなく移動していた。攻撃陣にとって重要なのは選手の機動力だ。時には左サイドでプレーすることも、中央でプレーすることもできる」

 さらに、「(ジュード)ベリンガムは左サイドでプレーすることもあれば、中央、右サイドでプレーすることもあった。ロドリゴは試合の大半を右でスタートしたが、左サイドでプレーしている姿も見られた。だから機動力が重要なのだ」と言葉を続けており、「彼らには自由を与えたい。試合の状況をコントロールしなければならない。シティとの試合では、ヴィニシウスとロドリゴを左サイドに起用した。優位に立てると思ったからだ。エムバペがどこでプレーするかはそれほど心配していない」と、豊富な前線のタレントを柔軟に起用する可能性があることを示唆していた。

 イタリア人指揮官が触れなかったのは、今夏マドリーに正式加入したブラジル代表の神童エンドリッキだ。同メディアは、「世界を席巻している新加入選手について言及すらしなかった」と強調し、「18歳の彼にとって、今後トップチームに加わる時間は十分にある。しかし、キャリアの初期段階でどの程度起用されるかはまだ分からない」と、エムバペやベリンガムなどのスターが揃っている中で、まだ18歳と若い同選手がスタメンで起用されるかは不透明だと伝えている。

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【了】

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