2位:U-23スペイン代表
【写真:Getty Images】
総市場価値:3億7030万ユーロ(約593億1200万円)
最高額選手:アレックス・バエナ
7月中旬まで行われていたユーロ2024(欧州選手権)はスペイン代表の優勝で幕を閉じた。A代表の彼らに続き、パリ五輪に臨むU-23代表も豪華なメンバーが揃っている。その市場価値は、全体で2位となる3億7030万ユーロ(約593億1200万円)となった。
ユーロ2024で大活躍したラミン・ヤマル(バルセロナ)やニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)にもパリ五輪の出場資格はあるが、前回の東京五輪でユーロと両大会に出場した選手たちがコンディション不良になったことからスペインサッカー協会が方針を変更。そのため今大会に向けてはA代表の主力メンバーが外れた。
それでもサブとして帯同していたアレックス・バエナ(ビジャレアル)とフェルミン・ロペス(バルセロナ)がユーロ優勝メンバーから五輪メンバーにも選出。2023/24シーズンのラ・リーガでアシスト王に輝いた前者が、今大会に臨むU-23スペイン代表の中で4000万ユーロ(約64億円)と最も市場価値が高い。後者の市場価値も3000万ユーロ(約48億円)ある。
他にもパウ・クバルシ(バルセロナ)やサム・オロディオン(アトレティコ・マドリード)、クリスティアン・モスケラ(バレンシア)も3000万ユーロ(約48億円)越えの選手たちだ。オーバーエイジのアベル・ルイス(ジローナ)が今大会の主将を務めるため、ポジションが被るオモロディオンはベンチスタートだが、他の4選手はさすがのクオリティでチームを牽引している。
注目のオーバーエイジには先述したルイスを筆頭にセルヒオ・ゴメス(レアル・ソシエダ)とファン・ミランダ(ボローニャ)を招集。直近のA代表にこそ招集をされていないが、国内外で実績十分の選手たちを揃えた。目指すはユーロとオリンピックの2冠だ。