4位:U-23モロッコ代表
【写真:Getty Images】
総市場価値:1億6510万ユーロ(約264億1600万円)
最高額選手:アクラフ・ハキミ
4位には、2022年のカタールワールドカップでベスト4入りを果たしたことで注目を集めたモロッコがランクインした。U-23代表のメンバーも強力で、チーム全体の市場価値は1億6510万ユーロ(約264億1600万円)にものぼる。
今大会に臨むU-23モロッコ代表を一言で表すと“本気”だ。注目はオーバーエイジでメンバー入りを果たしたアクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン)で、この世界屈指の右サイドバックを主将に抜擢。その市場価値は出場選手の中で2番目に高額な6000万ユーロ(約96億円)である。
ハキミ以外にもA代表経験者が多く、中でもパリ五輪世代で形成される2列目は大会屈指の破壊力を持つ。エリーゼ・ベン・セギル(モナコ)、ビラル・エル・カンヌス(ゲンク)、アブデ・エザルズーリ(レアル・ベティス)の3選手の総額は5400万ユーロ(約86.4億円)にも及び、彼らは昨夏に行われたU-23アフリカ・ネーションズカップで優勝に大きく貢献している。
中心選手になるはずだったイスマエル・サイバリは所属するPSVが招集を拒否したことで本大会のメンバーから外れたが、彼の代役に近い存在として2023/24シーズンのAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の得点王であるソフィアン・ラヒミ(アル・アイン)をオーバーエイジで招集。開幕2試合で3ゴールと助っ人に相応しい活躍を披露しており、このままの活躍を続ければ大会得点王を獲得してもおかしくない。