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最高額の国はどこだ!? パリ五輪2024、代表チーム市場価値ランキング1〜10位。サッカーU-23日本代表の順位は?【パリ五輪】

シリーズ:代表チーム市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:U-23フランス代表

U-23フランス代表
【写真:Getty Images】


総市場価値:3億9260万ユーロ(約628億1600万円)
最高額選手:マイケル・オリーズ

 パリ五輪の出場国で最も市場価値の高いチームを揃えたのは、自国開催のU-23フランス代表だった。その市場価値は3億9260万ユーロ(約628億1600万円)とA代表顔負けの数値であり、彼らの本気度が伝わる陣容となっている。

 市場価値ランキングで2位のU-23スペイン代表はA代表がユーロ(欧州選手権)優勝、3位のU-23アルゼンチン代表のA代表はコパ・アメリカを制しており、その優勝メンバーの一部がパリ五輪にも出場している。一方のU-23フランス代表はオーバーエイジを含めてユーロ出場メンバーがおらず、その条件でも市場価値ランキングでトップに立ったのは彼らのナショナルチームとしての選手層の厚さを証明している。

 そんなタレント軍団で最も市場価値が高い5500万ユーロ(約88億円)を叩き出したのは、今夏にバイエルン・ミュンヘンへと移籍したマイケル・オリーズだ。開幕直前のU-23日本代表との親善試合でゴラッソを叩き込んだレフティーは、他国のA代表であれば間違いなくメンバーに名を連ねるクオリティがあり、左足のキック精度は世界でも指折りのものがある。

 他にもパリ五輪世代で常に主力を務めていたマヌ・コネ(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)やカステロ・ルケバ(ライプツィヒ)、ライアン・チェルキ(リヨン)らも軒並みメンバー入り。当初は代表メンバーに入っていたケフレン・テュラム(ユベントス)が移籍のために選外となったのは痛恨だったが、それでも自慢の選手層の厚さを武器に完成度の高いチームを作り上げている。

 注目を集めたオーバーエイジにはアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)、ジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)、ロイク・バデ(セビージャ)を招集。3人ともに機能しており、特にCBのバデの活躍が目立つ。市場価値ランキングでトップに立ったことや自国開催のアドバンテージを含めると、彼らが今大会の優勝候補筆頭になるだろう。

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【了】

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