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【写真：Getty Images】
U-23日本代表はU-23マリ代表に1-0辛勝
パリ五輪（パリオリンピック）2024・グループリーグD組第2節、サッカーU-23日本代表対U-23マリ代表が現地時間27日にスタッド・ド・ボルドーで行われた。この試合にU-23日本代表は1-0で勝利し、2連勝を飾った。苦しい時間帯も長く続いたが、MFの山本理仁が魂で相手ゴールをこじ開けた。
マリは持ち前の身体能力を活かし、何度も日本のゴールを強襲した。ブバカル・トラオレを筆頭に、アフリカの強豪は中盤でのポジション争いやセカンドボールの回収で優位に立っていた。
後半は立ち上がりから日本が攻め込まれ、GKの小久保玲央ブライアンを筆頭に守備陣の奮闘によりどうにかピンチをしのぐ。すると82分、細谷真大が右サイドでボールを持ち運ぶとグラウンダー性のクロスを供給。これに途中出場の佐藤恵允が体勢を崩しながらあわせ、ゴールを狙う。一度は相手GKに弾かれたが、ここへ山本が詰めて待望の先制点を日本にもたらした。
後半アディショナルタイムにはマリにPKを与えてしまったが、これをキッカーのシェイクナ・ ドゥンビアが枠外へ外し、九死に一生を得た。相手にミスがあったのは事実だが、小久保も正確に反応していたことも強調しておきたい。
山本の1点が決勝点となり、日本は勝ち点「3」を獲得。これにより、チームは東京オリンピックに続く2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。
