マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

【写真：Getty Images】

ユナイテッドの精力的な補強

　昨季プレミアリーグ8位と屈辱的な結果に終わった、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッド。今季の復活に向けてすでに補強を精力的に進めているが、さらなる選手獲得に動く可能性があるようだ。英メディア『TEAM TALK』は現地時間27日に、ユナイテッドが獲得を狙っている選手について報じている。

　今夏の移籍市場において、すでにオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー、U-23フランス代表レニー・ヨロを獲得したユナイテッド。しかしまだまだ補強を続ける可能性は高く、「新オーナーのジム・ラトクリフ卿のもと、ここ数年で最も変革的な夏となる可能性がある。この夏に少なくとも4人、場合によっては7人の新たな選手の加入を望んでいる」と、今夏の補強計画について報じていた。

　そして現在もっとも獲得に近いと目されているのが、パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するマヌエル・ウガルテだ。移籍専門記者ファブリツィオ・ロマーノ氏も、すでに選手とクラブは個人合意に達していると伝えている。しかし同記者は、「ユナイテッドは他の選択肢も検討している」と言及しており、PSGが要求していると言われている6000万ユーロ（約96億円）の移籍金が、ユナイテッドにとって懸念点となっているようだ。

　そんな中、イタリアメディア『DIMARZIO』は、「ユナイテッドがレースに加わった」と、ASモナコに所属しておりフランス代表MFユスフ・フォファナの獲得にクラブが動いたと報じている。同選手の移籍金は最大3500万ユーロ（約56億円）と言われており、ウガルテと比較すると半額に近い金額だ。同選手にはセリエA・ACミランも関心を示していると言われているものの、未だ移籍が成立したとは報じられていない。

　さらにエバートンに所属するジャラッド・ブランスウェイトの交渉が停滞しているため、ベンフィカでプレイするポルトガル代表DFアントニオ・シウバにも関心を示していると伝えられている。同選手の移籍金は当初8400万ポンド（約159億円）と言われていたが、4200万ポンド（約79億円）まで引き下げられた可能性があると同メディアは指摘していた。果たして、プレミアの名門が次に獲得する選手は一体誰になるのだろうか。