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シリーズ:観客数ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:名古屋グランパス

名古屋グランパス
【写真:Getty Images】


本拠地:豊田スタジアム
収容可能人数:4万2753人
2023シーズン1試合平均:2万7504人
2024シーズン1試合平均:2万7078人
前年比:98.5%

 名古屋グランパスは、今シーズンの1試合平均観客動員数が2万7078人でJリーグ屈指の数字を誇っているが、2023シーズンは2万7504人で、前年比は98.5%となっている。

 昨シーズンは年間を通して上位にいた名古屋だが、今シーズンはスタートダッシュに失敗した。現在は12位となっており、このチーム状況が観客動員数が伸びない原因とも考えられる。

 ただ、減少と捉える必要はないかもしれない。昨シーズンの最多観客動員数を記録したのは、国立競技場で開催されたアルビレックス新潟戦で、その5万7058人という数字が平均を引き上げている。

 一方で今シーズンはホーム扱いの国立競技場での試合がないため、一気に平均を上げるのは難しい。今シーズン最も多くの観客が入ったのは第11節のヴィッセル神戸戦で3万8955人だった。

 昨シーズンに比べて成績が芳しくなく、国立競技場開催の試合がないことを考慮すると、平均観客動員数のほぼ横ばいの状態は悲観すべきではないだろう。名古屋にとって2019シーズンの2万7612人が過去最多の平均観客動員数であり、この記録を塗り替えるチャンスがあるという点では前向きに捉えることができるだろう。

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