17位:京都サンガF.C.
本拠地:サンガスタジアム by KYOCERA
収容可能人数:2万1623人
2023シーズン1試合平均:1万3229人
2024シーズン1試合平均:1万1718人
前年比:88.6%
京都サンガF.C.は、昨シーズンの1試合平均の観客動員数が1万3229人だったのに対し、今シーズンここまでは1万1718人となっており、前年比88.6%となっている。リーグで17位の増加率だ。
京都は昨シーズン、観客動員数が1万人を下回った試合がシーズン通して4試合だったが、今シーズンはすでに3試合で1万人に届いていない。第20節の柏レイソル戦は、平日開催だった影響があるとしても6569人と少なく、2万1623人の観客を収容できるサンガスタジアム by KYOCERAは空席が目立つことが多くなっている。
観客動員数減少の主な要因として考えられるのは、チームの出だしの失敗だ。昨シーズンは第5節終了時点で5位と好スタートを切ったことで期待が高まったが、今シーズンは下位に低迷し続け、第14節から16節にかけては最下位に沈んでいた。この不振が客足を遠のかせた可能性が高い。
それでも、京都は直近5試合で3勝2分けと負けなしで、残留圏の17位まで順位を上げている。7月14日に行われた第23節の浦和レッズ戦では、今季最多の1万8730人がスタジアムを訪れており、良い兆しが見えている。
シーズン終盤に残留争いをしている状況では観客動員数の増加が期待されるが、チームとしては現在の好調を維持して安全圏まで駆け抜けるのが理想だろう。ファンも今が勝負どころと捉えてスタジアムに駆けつけてくれれば、チームにとって大きな力となるはずだ。