DF:高井幸大
【写真:Getty Images】
生年月日:2004年9月4日(19歳)
所属クラブ:川崎フロンターレ
2024リーグ戦成績:14試合1得点
チーム最年少の高井幸大は、24日のU-23パラグアイ戦で年齢にそぐわぬ落ち着きを見せた。激しいプレッシャーにさらされる場面もあったが、当たられても怯まない精神的な強さも示し、最終ラインに安定感をもたらした。
U-23日本代表は今年3月の国際親善試合でU-23マリ代表に3-1で敗れているが、高井はこの試合にフル出場している。相手にはMFのブバカル・トラオレをはじめ3月と同じメンバーが複数おり、リベンジマッチとしても重要な意味を持つ。
マッチアップが予想されるU-23マリ代表FWシェイクナ・ドゥムビアは、前節U-23イスラエル代表戦でゴールを決めている。この得点シーン以外にも、ドゥムビアは複数回にわたって相手のゴールを強襲した。強力なストライカーを相手に、19歳の大器が対峙する。
DF:木村誠二
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年8月24日(22歳)
所属クラブ:サガン鳥栖
2024リーグ戦成績:13試合0得点
24日のU-23パラグアイ代表戦で主にエアバトルで強さを見せた木村誠二。データサイト『FotMob』によると、4回の空中戦のうち3回で勝利している。U-23日本代表のセットプレー時には果敢に相手ゴール前にも顔を出し、木村のエアバトルは重要な武器としても機能していた。
さらに木村は、パスの出し手としての役割も担っている。タッチ数とパスの成功本数で3桁を超えたのは、先の試合では両チームを通じて木村だけだ。加えてコンビを組む高井幸大も優れたパス成功率を記録しており、仮に木村を封じられても役割を入れ替えることができる。
U-23マリ代表はフィジカルに優れた相手だけに、木村の空中戦とボールポゼッションは攻守に渡って貴重な効果を生むだろう。