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アヤックスがエリクセンの獲得を狙う？

　アヤックスは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンをクラブに復帰させることを計画しているようだ。イギリスメディア『TEAM TALK』が、現地時間25日に報じている。エリクセンの契約は、2025年6月30日までとなっており、今後の去就に関心が集まっている。

　32歳のエリクセンは、2022年夏にユナイテッドに加入。これまで、同クラブで公式戦72試合に出場し、3ゴール13アシストを記録している。23/24シーズンは、28試合に出場したものの、先発での出場は、12試合に留まった。一方、UEFAユーロ2024（EURO2024）では、母国の中心選手として活躍し、初戦のスロベニア代表戦では得意の右足でゴールを決めた。

　同メディアは、「アヤックスは、ユナイテッドのスター選手であるエリクセンのレンタル移籍を狙っている」と伝えたうえで、「23/24シーズンのエールディヴィジで5位に終わったチームは、来夏に契約が終了した際に、フリートランスファーでの獲得も試みる意向だ。しかし、ユナイテッドは今夏、あるいは遅くとも1月の移籍市場でエリクセンを売却して、移籍金を得ようとするだろう」と報じ、ユナイテッドがフリーでは退団させるつもりがないことを強調した。

　報道によれば、ユナイテッドは、パリ・サンジェルマン（PSG）のMFマヌエル・ウガルテやベンフィカでプレーMFジョアン・ネベスの獲得を狙っており、エリクセンはさらに出場機会が減る見込みであることから、売却に前向きであるという。また、エリクセン自身も、プロデビューを果たした古巣のアヤックスに復帰することに興味を持っているようだ。『TEAM TALK』は、「今後数週間で何か動きがある」と予想している。