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なでしこジャパンが初戦で逆転負け

　パリ五輪（パリオリンピック）2024・女子サッカー競技のグループリーグC組第1節、なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）対スペイン女子代表が現地時間25日に行われ、1-2という結果に終わった。この試合後、キャプテンとしてフル出場を果たしたDF熊谷紗希がインタビューに応じている。

　FIFA女子ワールドカップ覇者で、現在FIFAランキング1位につけるスペインに対し、なでしこは幸先よく先制ゴールを奪う。13分、藤野あおばが見事なフリーキックを叩き込み、スタジアムを沸かせた。

　しかし、その後はスペインの猛攻に耐える時間が続くと、22分にアイタナ・ボンマティに同点ゴールを献上。後半もほとんどの時間を自陣で過ごした日本は、なんとか耐えていたものの、74分にマリオナ・カルデンティにゴールを奪われ、1-2で初戦を落とすことになってしまった。

　この結果に熊谷は「なんとしても勝ち点1が欲しかったですけど、耐えきれずというか、勝ち点を落としたことはすごく残念です」とコメント。厳しいスタートになったことを悔やんだ。

　しかし、下を向いている暇はない。28日にはさっそくブラジル戦を控えている。熊谷も早くも気持ちを切り替えているようで「悔やんでいる暇はないので、次に向けてなんとしても勝ち点を取りにいく。そして、予選突破に向けて自分たちのできることをすべてやるだけかなと思っています」とコメントを残し、インタビューを終えた。