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英国人が見たなでしこジャパン対スペイン戦。「攻撃対守備の練習…」「なでしこのMF陣は…」「古賀塔子はよく…」【パリ五輪】

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部 photo by Getty Images

「なでしこのMF陣は…」


――清水が、負傷してしまったようです。股抜きをされ、倒れ込んでしまいました。

「心配ですね…」

――68分、清水に代わって高橋はなが入りました。

「それは痛いですね。大けがではないことを祈っています」

――これからの試合を考えても痛いですね。

「それもありますし、残りの20分の戦いも難しくなってしまいました」

――74分、スペインに勝ち越しゴールを奪われてしまいました。

「やられましたね。ずっと押し込まれていました」

――失点の場面の守備はどうでしたか?

「軽かったですが、押し込まれる時間が続くと体力的にも精神的にも疲れが出てしまいますね」

――79分、田中が下がり、千葉玲海菜が入りました。

「トップの交代ですが、ボールはトップの位置に全く届きませんね」

――古賀が上手くインターセプトしました。

「そうですね。今日はいいパフォーマンスをしていますね」

――長野風花も目立ったプレーができていませんね。

「そうですね。スペインはずっとゲームをコントロールして、なでしこのMF陣は何もできません」

――藤野のパスは通りませんでした。

「日本は長いパスが多すぎますね」

――そうですね。一発で裏を狙い過ぎですね。

「奪っても長いボールを蹴ってしまっては、スペインにボールをプレゼントするだけです」

――後半のアディショナルタイムは6分です。

「6分だったら日本は点取れないと思いますけどね…」

――日本は惜しいチャンスでした。長野はシュートをミートできませんでした。

「非常に大きいチャンスでした」

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