2位:細谷真大
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年9月7日
所属クラブ:柏レイソル
市場価値:180万ユーロ(約2億8800万円)
2024シーズン成績:19試合2ゴール3アシスト
昨季のリーグ戦14得点という活躍からすると、少し物足りない印象のある今季の細谷真大だが、パリ五輪ではチームを勝利に導く得点をあげることが出来るだろうか。
細谷は柏レイソルの下部組織から2020年にトップチームに昇格し、2022年シーズンに8ゴールを記録し頭角を現した。昨季はJ1残留争いの厳しいチーム状況の中でシーズン全試合に出場し、14ゴールをマーク。マテウス・サヴィオと共に攻撃の中核を担った。
しかし、2024年は細谷にとって受難の年となっている。シーズン初ゴール、初アシストを記録したのはリーグ第14節であり、ストライカーとして物足りない成績が並ぶ。そのため、4月に開催されたAFC U23アジアカップ カタール2024でも批判の声が相次いだ。それでも、パリ五輪出場を決める決勝点を決めるなど勝負強さはピカイチだ。現在の市場価値は180万ユーロ(約2億8800万円)まで上昇している。
昨年11月にA代表に初招集された細谷は、屈強なフィジカルと得点能力を持っており、アンダー世代では圧倒的である。パリ五輪では、今季の鬱憤を晴らすような活躍ができるだろうか。