5位:荒木遼太郎
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年1月29日
所属クラブ:FC東京
市場価値:90万ユーロ(約1億4400万円)
2024シーズン成績:15試合6ゴール0アシスト
高卒1年目ながら鹿島アントラーズで開幕戦スタメンデビューを果たした荒木遼太郎は、2年目にはリーグ戦36試合で10ゴール7アシストの圧倒的な成績を残し、満場一致でベストヤングプレーヤー賞に選ばれた。
椎間板ヘルニアを発症したことによる長期離脱で2022年シーズンからの2シーズンは満足に出場機会を得ることが出来なかったが、今季期限付き移籍で加入したFC東京でその才能が復活し、リーグ戦15試合で6ゴールをマークする活躍を見せている。
荒木は前線ならどのポジションでもこなせる器用さを持っている。相手の中盤とDFラインの間でボールを受けて反転し、一気にゴールへと迫るプレースタイルは相手にとっては脅威となる。ボックス内でさまざまな選択肢を残せる選手であり、チャンスメイカーとしてこれ以上ない選手といえるだろう。
荒木の市場価値は2年目終了時に95万ユーロ(約1億5200万円)を記録した後は年々下落し60万ユーロ(約9600万円)まで低下してしまったが、今季ここまでの活躍もあり90万ユーロ(約1億4400万円)まで回復している。今後もこの活躍が続けば市場価値は上昇していくだろう。