8位:山田楓喜
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年7月10日
所属クラブ:東京ヴェルディ
市場価値:80万ユーロ(約1億2800万円)
2024リーグ戦成績:13試合3ゴール0アシスト
京都サンガF.C.の下部組織出身の山田楓喜は2020年にトップチームに昇格した。2022年にデビューを飾るとその年は出場機会を増やし14試合に出場。昨季も17試合に出場したが、京都の中盤は層が厚くレギュラーを獲得することは出来ず、今季は東京ヴェルディに期限付き移籍で加入することとなった。ヴェルディでは開幕戦でいきなり直接フリーキックで得点をあげるなど、チームに欠かせない戦力としてここまで3ゴールを記録している。
U-23日本代表のなかでも屈指な左足の精度を持つ山田は、カットインからのシュートを得意としており、AFC U23アジアカップ カタール2024準々決勝のカタール戦ではその得意な形から先制点を叩き込んでいる。この大会では5試合2ゴール1アシストの活躍を見せ、今年2月40万ユーロ(約6400万円)だった市場価値は6月には80万ユーロ(約1億2800万円)と倍増した。
今大会はバックアップメンバーではあるものの、三戸舜介や平河悠ら右ウイングのライバルとプレースタイルが異なるため、もし出番がある場合でも力不足は感じないはずだ。アジアカップ後は心身の療養のため欠場する試合も多かったが、すでに戦線に復帰しており万全の状態で五輪を迎えている。