パリ五輪 男子サッカー競技 最新ニュース
パリ五輪(パリオリンピック)2024、男子サッカー競技が開幕を迎えた。今大会に臨んでいるサッカーU-23日本代表選手の中で、最も市場価値が高い選手は誰なのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、バックアップメンバーも含めたU-23日本代表の市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は7月25日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
10位:小久保玲央ブライアン
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年1月23日
所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
市場価値:75万ユーロ(約1億2000万円)
23/24シーズン成績:16試合19失点
U-23日本代表市場価値ランキング10位にランクインしたのは小久保玲央ブライアンだ。日本代表の正守護神を務める同選手の市場価値は75万ユーロ(約1億2000万円)となっている。
柏レイソルのアカデミーから世界へ飛び出した小久保は、2019年夏にベンフィカのU-23チームに加入した。その後、20/21シーズンにベンフィカBへ昇格すると、翌シーズンのFCポルトB戦でデビューを果たした。ベンフィカBでは昨シーズンまでの約4年間で25試合に出場したが、トップチームでのデビューは叶わなかった。
U-23日本代表ではこれまで鈴木彩艶がGKのファーストチョイスとなっていたが、鈴木がA代表に招集されるようになり小久保の出場機会が急増。ハイボールの処理や近距離のシュートストップには安定感があり、前面に押し出す感情はチームを奮い立たせる。AFC U23アジアカップ カタール2024で見せた数々のビックセーブやPK阻止などの活躍はまさに代表の救世主と言っても過言ではないだろう。
先日行われたU-23フランス代表との一戦でも、再三訪れた大ピンチを防ぎ、今大会の優勝候補筆頭のチームの攻撃を1失点のみに凌いだ。現在絶好調の小久保は、アジアカップのときのような神セーブをパリ五輪でも見せてくれるはずだ。