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海外サッカー 4か月前

戦える集団に。藤田譲瑠チマが見たサッカーU-23日本代表の変化「これがキャプテンなんだな」かつて見た先輩の背中【コラム】

シリーズ:コラム text by 林遼平 photo by Getty Images

戦えるメンバーに。U-23日本代表が培ってきたもの


「チームとして戦えたことが第一だと思います。1試合目から少しずつ良くなっていって、トーナメントに入ってからも緊張感のある中で自分たちのプレーが出せるようになってきました。ウズベキスタンとの決勝戦に関しては少し相手に持たれる時間が多かったですけど、チームとして焦れずに、ブレずに戦えたので、そういったものが結果に結びついた要因かなと思います」

ーー大会MVPにも輝きましたが、個人としてのパフォーマンスはどう振り返っていますか?

「自分としてはいつも通りプレーしていたつもりですけど、ああやって目に見える評価をいただけたのはすごく嬉しかったですね。ヴェルディのときに過密なスケジュールを経験していたこともありますけど、自分は連戦みたいなものが続くと、どんどん試合勘が良くなっていくイメージがあるんです。そういったものが少しずつ擦り合わさってプレーがよくなっていったのかなと思います」

ーーパリに向けた立ち上げから参加していて、ついにパリ五輪への切符を掴んだわけですが、チームとしてどんな成長をしてきたと感じていますか?

「最初は少しふわふわしている集団だったというか、キリッとしなければいけないときにキリッとできない集団だなというのは、自分を含めて思っていたところではあると思います。でもアジアカップの時には、集中するときはみんなで集中して戦えるメンバーになっていましたし、試合中に関しても個人個人がしっかり相手と戦えるような能力が備わっていました。これは今までの代表だったり、それぞれのチームで培ってきたものだと思うので、そういった成長を感じています」

ーーチームとして一体感というのもありましたが、戦術的な面での成長はどんなところに感じていますか?

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