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【写真：Getty Images】

アーセナルとバルセロナが狙うスペイン代表MFとは？

　アーセナルとバルセロナは、レアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFミケル・メリーノの獲得に関心を示しているようだ。英メディア『GIVE ME SPORT』は現地時間25日に、ビッグクラブが関心を示すメリーノがどのような選手なのかについて報じていた。

　ソシエダに所属するメリーノは、今夏に開催されたUEFAユーロ2024にスペイン代表として参加。全7試合に出場すると、準々決勝ではドイツ代表を相手に決勝点を挙げ、スペインが4度目の欧州王者となることに貢献した。同選手が国際タイトルを手にしたのは今回が初めてではなく、15年にはU-19、19年にはU-21でそれぞれタイトルを獲得している。

　クラブでも21年のコパ・デル・レイ決勝で最優秀選手に選ばれるなどの活躍を見せており、チームを率いるイマノル・アルグアシル監督からは、「ラ・リーガ最高の選手」と絶賛されていた。

　同メディアは、「空中戦に勝ち、ピッチ中央でインターセプトする能力があり、非常に効果的な選手である」と同選手の特徴についても言及しており、「ユーロ2024でスペイン代表に大きく貢献した。しばしば交代で出場し、試合を終わらせ、特に周囲の選手が疲れているときに相手の攻撃パターンを崩した。28歳の彼は、競争力のあるリーグ戦やチャンピオンズリーグの決勝トーナメントにおいて、エリートクラブで同様の役割を果たすことができるだろう」と、移籍が噂されているアーセナルやバルセロナでも同様の活躍ができると強調している。

　そして、「オサスナ出身の誇り高き彼は、育った環境にふさわしいプレースタイルを誇っている。謙虚で、控え目で、勤勉だ」と言葉を続け、「年々成長している。アーセナルはメリーノの夏の移籍の可能性を探っており、移籍金は2500万ポンド（約47億円）程度になるだろう。バルセロナが財政難を抱えていることを考慮すると、04年以来のリーグ優勝を目指すアーセナルにとって、このスペイン人選手を獲得してチームに厚みを加える可能性は高い」と、獲得レースではロンドンのクラブが優勢であると指摘していた。